この記事を読むと解決する疑問・悩み
- 毎日長時間労働で仕事がツラいと感じている…
- もう耐えられないから辞めたいと思っている。
- 長時間労働で転職を考える余裕もない…
6年以上長時間労働の現場で働いてきた人のアドバイスを紹介
長時間労働だから辞めたいと思うのは正しい。
長時間労働から解放された転職活動の仕方を紹介します!
その結果・・・
「長時間労働がつらいから仕事を辞めたい…」
なんてことになってませんか?
長時間労働がツラいと感じているのなら、少し時間を取っていただいてこの記事を読んでみてください。
長時間労働は仕方ない…。という感覚が間違っているということに気づいていただけるはずです。
それと長時間労働から抜け出して、自分の時間を取り戻すことも「そんなに難しいことじゃない」と分かっていただけると思います。
今回は長時間労働について紹介するのですが、この記事を書くにあたり6年以上ハードな長時間労働を経験してきた長沼さんー仮名ーに協力していただきました。
倉石
長沼
倉石
長沼
まさに今、長時間労働がツラいと感じている人もおられると思います。
このまま長時間労働を続けても、間違いなく後悔します。
実際に長時間労働の現場で働いてきた長沼さんと一緒に「長時間労働の仕事はスグにでも転職した方が良い」ということについて紹介します。
こんにちわ。
先ほど紹介いただいた長沼ー仮名ーと申します。
私は長時間労働だった職場から転職し、今では自分の時間も充実した生活を送れています。
先に簡単に自己紹介をさせていただくと…
私は現在36歳でアパレルの卸の会社で働いています。前職もアパレル関係の会社で営業と企画の担当をしていたのですが、長時間労働そのものでした。
定時は午前9時から午後18時となっていたのですが、忙しい時には朝8時には出社して会社を出るのは夜11時を過ぎる…なんてこともざらでした。笑
クタクタに疲れた帰りの電車の中では、
「もしかして自分が仕事をできないから時間がかかってるのでは…」
なんてマイナスに考えてしまうこともありました。
30代になると、仕事量が多くなったり、部下に仕事を教えたり、何かと仕事に時間が取られるので、勤務時間が長くなってしまうのも「仕方ないか」と思ってしまいますよね。
それにどこかしら「社会人として長時間労働がつらいなんて言い訳はできない」みたいな呪縛もありますよね。
両親や先輩からの教えみたいな…笑
自分も「両親も朝から晩まで働いていたし」とか「自分の会社では他の人も長時間労働してる」といった風な呪縛にとらわれて、なかなか転職に踏ん切れませんでした。
しかし、
長時間労働で仕事が嫌だと感じているのであれば、今後の人生のためにも早めに転職した方が絶対に良いです。
これだけは私の経験を通して間違いなく言えます。
実際に転職してみると「長時間働くことに、何の義務感を感じていたのか…」という風に笑って話せるようになるはずなので。
それだけでなく、長時間労働から抜け出すことができれば、大げさでなくこれからの人生も変わるはずです。
そこで今回は、長時間労働がつらくて仕事を辞めたい、もしくは転職したいと思っている人に、長時間労働をしていた私の経験を踏まえてアドバイスできればと思っています。
この記事を読んでもらった後、あなたが次に向けて動きだすきっかけにでもなれば幸いです。
もくじ
「長時間労働がつらい、仕事を辞めたい」それは正しい。
今この記事を読んでいただいている人は、長時間労働の仕事をしていて多かれ少なかれ仕事がつらいと感じていますよね。
でも心のどこかで
とも思っていたりしませんか?
こんな風に思ってしまうのは間違いです。
私にも同じような経験があるのですが、長時間労働に慣れてくると例えば12時間働くのが当たり前になってきたりします。
当たり前に思えてくると感覚が鈍ってきて、極端な話が
「長時間働いてない奴はおかしい」
みたいになってくるのです。
この状態が続くと、肉体的にも精神的にも疲れてきてしてしまいます。
さらに給料にも納得がいかないという状況だと、なおさらメンタルにきます。
もしあなたが今、長時間労働がつらいと感じていて仕事を辞めたいと思っているのであれば、一旦冷静になって考えているべきです。
あなたが夜遅くまで会社に残っている間にも、他の会社で働いている友人や知人は仕事が終わった後で飲みに行ったり、または早く家に帰ってプライベートな時間を楽しんでいますよね?
でもあなたは仕事をしないといけない…
あなたのいる環境だけが長時間労働をしないといけないというのは間違いです。
むしろ「長時間労働がきつい、仕事を辞めたい」という感覚は正しいです。
私がこのことに気づいたのは家族の存在でした。
私が長時間労働をしていた時は妻と2人の小学校低学年の息子が2人いたのですが、息子と顔を合わして話をできるのは日曜日だけでした。
というのも、週6日勤務で平日と土曜日は夜遅くまで仕事がありました。家に帰ると息子2人は当然寝ています。
ふと…
「こんなに子供と会う時間が無いものなのか?」
と疑問に感じ始めたのが、長時間労働に違和感を感じたきっかけでした。
自身がおかしい環境の中に長くいると、そのおかしい環境に慣れてきて次第に普通に感じてしまいますよね?
長時間労働も同じで、慣れてくると普通に感じてしまいます。
しかし・・・
もう一度言います。
長時間労働がつらいと感じるのは正しいです。
長時間労働の仕事をしていた時に勘違いしてた事
私の場合は約6年間ほど10時間以上の勤務時間を経験していました。
まれに8時間で帰れる日もあったのですが、12時間以上会社にいることの方が多かったですね。笑
長時間労働が怖いのは「慣れてくる」ということなんですよね。
慣れてくると考え方もおかしくなってきます。
私の場合は無意識のうちに「長時間働くのが当たり前」という感じになっていたんだと思います。
今にして考えるとどう考えてもおかしいですけど…笑
他にも長時間労働をしていた時に勘違い…というか強迫観念みたいな考えになっていたことがあります。それがこんなことです。
長時間労働をやめたいけど給料が下がる
私が前職の時、長時間労働だから辞めたいと思っていたのに転職に踏み切ることがなかなかできなかった理由が給料です。
「今と同じ時間働かないと給料が下がる。」
と思っていました。
結局はただの思い込みだったんですけどね。笑
当時は「長時間労働しているから今の給料がある。」みたいな考え方になっていました。
給料といっても、みなし残業で残業代は出なかったため生活はカツカツだったんですけどね。
長時間労働をやめると、おそらく給料が下がるかもしれない…
私の場合はこの勘違いがあったために転職するタイミングが遅れました。
で、長時間労働から転職して給料が下がったかというと…
給料は下がりませんでした。笑
長時間労働をやめると給料が下がるかもしれないというのは、ただの勘違いです。
同業他社に転職しても長時間労働は同じ
私はもともとアパレル卸の会社で働いていて、もし転職をしたとしてもアパレル関係の仕事は続けたいと思っていました。
他のアパレル会社で働いている知人も残業が多いと聞いていたので、
「長時間労働をやめたいけど同業他社に転職しても残業は変わらない。」
と思い込んでました。
でも実際は…
結果として私は前職と同じアパレル系の会社に転職をしましたが、長時間労働ではありませんでした。
ただ単に私の知ってる範囲が長時間労働だっただけで、少し視野を広げると別世界だったのです。笑
長時間労働じゃないと仕事をこなせない。
当時の私は自分にしかできない仕事をしているから、仕事をこなすのに長時間労働になってしまうのは仕方ないと思い込んでいました。
しかし振り返って考えてみると、確かに仕事量は多かったものの私自身にしかできない仕事ではなく、
長時間労働になってた原因
- 人手不足で仕事量が多かった。
- 自分の担当以外の仕事までしていた。
- 長時間働くことで逆に効率が悪くなっていた。
こうしたことが絡み合って長時間労働になっていたのです。
長時間労働をしないと仕事をこなせない…というのは事実だったのですが、そもそもの原因は人手不足が長時間労働になってしまう原因だったのです。
自分にしかできない仕事ではなく、人手不足だから定時じゃこなせない量の仕事があったのです。
この3つのことが長時間労働をしていた時に勘違いしていたことです。
今にして思うと、この勘違いも長時間労働に慣れてくることによって勘違いするようになったんじゃないかなと思います。
「長時間労働をやめても給料は下がりません。」
「同業他社みんなが長時間労働をしているわけじゃない。」
「長時間労働をしているから仕事をこなせているワケじゃない。」
転職をしたからこそ気づけたことです。
長時間労働に耐える必要はない、でもいきなり仕事を辞めない
長時間労働がつらいと感じているのであれば、これ以上耐える必要はないです。
私の場合は長時間労働に慣れていたものの、半年に1回は必ず「もう仕事を辞めよう…」と思うことがありました。
正月休みやゴールデンウィーク・お盆休みなどの少し長い休暇が終わったタイミングで「辞めたい…」と思うことが多かったですね。
それでも耐えてダラダラと長時間労働を続けてしまったのですが、転職した今にして思うのは、
耐える必要なんてなかった、さっさと転職するべきだった。
ということです。
なぜかと言うと、
私の場合先ほど書いたように半年に一回は「辞めたい」と思っていました。
そんな状態で仕事へのモチベーションが保てるワケがないですよね。
転職を決めるまでの2年ほどは、ダラダラと仕事をこなすだけの日々で生産性もありませんでした。
長時間労働に耐えて不満を感じながら仕事をしていても、時間がもったいないだけでした。
しかし、長時間労働のせいにして勢いに任せていきなり仕事を辞めるのはオススメできないです。
あなたが「期間を空けずに次の転職先を早く見つけたい」と思っているのであればなおさらです。
私が転職をする一年ほど前に、同僚が長時間労働に我慢できずいきなり辞めてしまったのですが、辞めたは良いものの次の転職先がなかなか見つからなかったということに。
結局その同僚は1年ほどアルバイトをして食いつないで転職がようやく決まっていました。
なので長時間労働に耐える必要はありませんが、いきなり辞めるのではなく転職先を見つけてから辞めるのがベストです。
でも…
となりますよね。私もそうでした。笑
当時の私もトイレに行くたびにスマホで転職サイトをチェックをしていたものの「転職活動してる時間がないな」と諦めていました。
じゃあどうやって長時間労働から転職したのかというと…
働きながらでもできる方法で転職活動をしました。
次の項目で詳しく説明します。
長時間労働から転職して自分の時間を取り戻した!その方法。
勤務時間が長くて転職活動をする時間がない。
長時間労働から転職を考えたことがある人ならわかりますよね。
そうなんです。長時間労働から転職したいけど転職活動に使える時間が極端に少ないのです。
平日は勤務時間が長く、朝から夜遅くまで仕事をしている。
通勤電車や休憩時間に転職サイトを見たりするものの、書類作成や面接から採用になるまでの時間を考えたら、転職できるかどうかわからないのに時間を使ってられない…と思ってしまうんですよね。
それに現実問題として「1日のほとんどを仕事に取られて、面接になんて行ける訳ない」と思うのも無理はないです。
しかし、
同じように長時間働いていた私は、転職して長時間労働だった会社をやめることができました。
何も特別なことをしたり、お金やコネを使って転職した訳ではありません。
無料の転職エージェントに相談しただけです。
転職サイトで一人で転職活動するとなると、数ある求人の中から自分の条件にあった求人を探して応募する必要があります。
まずこの転職サイトで仕事を探している段階で「時間がない」と私もなっていました。
それに転職サイトの場合だと、
転職した先がまた長時間労働だった…
なんて可能性も実際に働いてみないことには分からないですよね。
でも転職エージェントの場合は、エージェントに自分が希望する条件や給料などを伝えると、こちらが求めている条件に合った仕事を提案してくれます。
それに企業との面接日程の調整も、双方の都合に合わせて日程を組んでくれます。
実際に私の場合も、面接を日曜日に調整してもらうことができました。
さらに転職エージェントを利用すべき一番のポイントは、
転職したけど長時間労働の会社だった…という可能性が転職サイトより圧倒的に低い
ということです。
なぜなら転職エージェントは、紹介した人が一定期間働き続けないことには報酬を受け取ることができないからです。
もし、転職エージェントに紹介してもらった会社がまた長時間労働だったとしたら…
あなたもすぐに辞めますよね?
となるとエージェントは企業から報酬を受け取ることができません。
なので転職エージェントが紹介してくれる会社は、一定の基準をクリアした優良企業がほとんどなのです。
そのため、長時間労働がツラいと感じている人が転職エージェントを利用すれば、
転職サイトよりも時間をかけず、より効率的に転職活動をすることができます。
勤務時間が長くて仕事を辞めたいけど転職活動ができない…
そんな人にこそ転職エージェントは頼りになります。
今の会社では長時間労働をしているけど職種は嫌いじゃないから、転職しても同じ職種や業界で仕事をしたい。
という人も多いと思います。
私が転職を考えていた時も同じで、実際に最初に紹介したように私は今も同じアパレル業界で仕事をしています。
今の仕事と同じ職種、または同じ業界に転職したいという人は、なおさら転職エージェントを頼るべきです。
というのも、異業種へ転職するよりこれまでの経験が活かせる同じ業界で転職をした方が、今よりも良い条件の会社へ転職できる可能性が高いからです。
長時間労働をやめたい人に最適な転職エージェント
リクルートエージェント
私が前職の長時間労働の会社から転職した時に利用したのがリクルートエージェントです。
私の場合は30代ということもあって
「未経験の仕事をこの歳で始めるのは厳しい」
と思っていたので、同業他社に転職を望んでました。
それと、やはり長時間労働の会社は嫌だと思っていたので、エージェントにも伝えました。
その結果として、私はいま前職と同じアパレル関係の同業他社で、長時間労働も無く満足して働くことができています。
ついでに、給料面も前職より上がりました。笑
長時間労働をやめて、条件の良い会社に転職したいのであれば、転職サイトで自分で探すのではなく、転職エージェントにアドバイスをもらって探した方が絶対に良いです。
長時間労働がきつくて仕事を辞めたい。そう感じているのであれば転職エージェントを頼ってみてください。
転職エージェントであれば時間がなくても転職活動はできます。
長い勤務時間に無理に耐える必要はないのです。
ちなみに、転職エージェントに関しては▼こちらの記事でより詳しく書かれているので参考にしてみてください。
採用担当が教える!おすすめ転職エージェントここがベスト長時間労働を退職理由にして問題ない。
最後に私が「会社を辞めます」と上司と社長に伝えた時のことを書いてみます。
なぜそんな時のことをわざわざ?
と思われた方もおられるかもしれませんが、意外に困ってる人が多いのが、
長時間労働の退職理由を上司になんて言ったら良いのか?
ということです。
実際に私が退職した後で、前職の後輩から
「長時間労働が退職理由なんですけど、上司になんて言えば良いですか?」
という相談を受けたことがあります。
長時間労働が退職理由だ!とはやはり言いにくいですよね。笑
しかし、私が退職する時には率直に長時間労働が退職理由だということを上司に伝えました。
私
その上司も私と同じく長時間働いていたのですが、帰ってきた言葉は
上司
という言葉でした。この言葉を聞いた時に
(このまま続けても会社は何も変わらないな。)
と思い転職は間違いじゃなかったと確信しました。
その後、上司から社長に私が退職するという話がいき、上司同席のもと社長と話をすることになったのですが、社長から言われた言葉も、
「長時間労働になってしまっていたのは悪かった、けどもう少し効率良く仕事して勤務時間を短くすることはできないか?」
ということで…さすがに無理だと思いました。笑
その場で上司と社長に「退職はもう決めています。転職先も決まっています。」ということを伝えました。
退職理由は長時間労働だと上司や社長に伝えれば
「もしかしたら何か気づいてくれるかもしれない」
と思ったのですが、そんな考えは甘かったです。笑
長時間労働が当たり前になっていると、自分だけでなく周りの人たちも長時間働くことに対して感覚が鈍くなっているというのは良くあることです。
長時間労働の退職理由は、率直に言った方が良いです。
なぜかというと、遠回しな言い方をしてしまったり下手に嘘の退職理由を言ってしまうと、
上司や会社に無駄に引き止められる可能性があります。
長時間労働が常態化してしまってる会社だと引き止めも十分考えられることですよね。
そのため退職理由は長時間労働だと率直に伝えても全く問題ないです。
ちなみに、退職理由を率直に伝えても上司や会社から引き止められる可能性があるという人は▼こちらの記事が参考になるはずです。
非公開: 退職の引き止め…その時会社にはこんな思惑が。
あなたが以前の私と同じように長時間労働をしていて「このまま会社は変わりそうにない」と感じているのであれば、早めに転職をするべきです。
長時間労働に慣れてくると、貴重なプライベートな時間をどんどん奪われてしまうので。
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