この記事を読むと解決する疑問・悩み
- 保育士で時間の割に給料が低くて悩んでる。
- 3保育士以外の職種に転職した方が良いの?
- でも…できることなら保育士を続けたい。
子育てしながらでもできた保育士のベストな転職方法を紹介!
保育士を続けたい。大丈夫!待遇の悪い保育園だけじゃない
ほんの1歩踏み出せば保育士の未来は明るい♪
できることなら保育士を続けたいけど、今の保育園だと続けられる自信がない…
そんな風に悩んでいる保育士の人って多いです。
保育士になりたい!と思って取得した保育士の資格、環境が悪いせいで諦めてしまうのはもったいないですよね。
30代の転職ホントのトコロ、ライターの倉石です。
保育士業界は人手不足ながらも、労働環境が悪いと言われていますよね。
私はIT業界で採用関係の仕事をしていますが、何人か元保育士さんの面接をして状況を聞いたことがあるのですが、それだけでも労働環境の大変さは伝わってきました。
今回はそんな保育士の転職について紹介するのですが、アドバイザーとして保育士歴10年以上の現在37歳の女性、米田さんー仮名ーと一緒に紹介していきます。
さて、まず最初に保育士歴10年以上の米田さんと出した結論はと言うと…
憧れを持って保育士になったのなら、保育園を変えてでも保育士を続けた方が良い。
ということです。
根拠もなく保育士を続けた方が良いと言うのではなく、後ほど詳しく紹介しますがいくつか先に理由を紹介すると…
保育士を続けた方が良い理由
- 保育士から別の仕事に転職したとしても保育士に戻りたいと思う人が多い
- 別の仕事に転職してやりがいを感じられない人もいる。
- 保育所の人手不足は深刻化していて、労働環境の改善に力を入れてる園も増えている。
などなど、このような理由があるからです。
だからこそ、保育士の方で
そう思っている人にこそ今回の記事をじっくり読んでいただきたいです。
保育士で職場環境が厳しい現状から離れるためだけに転職してしまうと、仕事にやりがいを感じられなかったり、思っていた条件とは違っていた…なんてことになり、
「やっぱり保育士を続けてれば良かった…」
と後悔してしまう人も実際に多いのです。
しかしこの記事を読んでいただければ、
保育士が転職する時のベストな転職活動の方法が分かります。
その結果、
本来あなたがなりたいと思っていた、保育士としてやりがいを感じて仕事をしている自分を取り戻せるかもしれません。
それでは紹介していきます。
働いている内に本格的に保育士として復帰したいと思い、別の保育園へ転職。現在も子育てをしながら保育士を続けれらています。
もくじ
保育士の転職理由。私が保育士を辞めたいと思った理由は…
倉石
米田さん
倉石
米田さん
他の保育士の人がどんな転職理由で転職したり、保育士を辞めたいと思っているのか気になりますよね。
保育士の転職理由、具体的にどんな理由があるのかというと…
保育士の転職理由
- 保育士同士の派閥争いや人間関係がしんどい。
- 仕事量が多すぎて給料が割に合わない。
- 保護者からのクレームや対応に我慢できなくなった。
- 保育園の教育方針が合わない。
こうした理由があって、保育士を辞めたいと思う人が多いのです。
保育士の転職理由をもう少し詳しくみていくと…
保育士同士の派閥争いや人間関係がしんどい
米田さん
保育士の転職理由として多いのが、保育士同士の派閥争いや人間関係に疲れてしまうパターンです。
親族経営の保育園だと尚更ですよね。笑
私が初めて保育士として保育園に入った時にも、「保育園なのに女の争いがあるんだ…」なんて驚いたものです。
保育士内で派閥があったり仲良しグループがあったりして、馴染めずに辞めていった保育士の人も実際にいました。
どんな会社でも派閥や人間関係ってあると思うんですが、保育士って女性が多くて、なおかつお母さんも女性だから、一般的な会社よりもなおさら人間関係がしんどくなるんですよね。
仕事量が多すぎて給料が割に合わない
米田さん
保育士は仕事量が半端なく多いですよね。
それに責任感も重大だから、仕事量に加えてプレッシャーやストレスがズシッと乗りかかってきます。
なのにお給料は少ない。そんな風に悩んでいる人はとっても多いです。
私も保育園を変えた理由の一つは、この時間とお給料のバランスが合わない事でした。
通常の業務でも手が一杯だったんですが、子供達のために「こんな風にしてあげたい」と思ったことは家に持ち帰って仕事をするという毎日でした。
でも、当時勤めてた保育園は何も認めてくれなくて、それどころか時間だけがドンドン増える日々。
言い方は悪いですが「割に合わない…このままじゃダメになる」と思って保育園を変えました。
保護者からのクレームや対応に我慢できなくなった
米田さん
「先生を変えて欲しい」
「ウチの子だけが扱いが悪い」
保育士として分け隔てなく接しているつもりなのに、親御さんからクレームがあったりするのは良くあることです。
保護者からこうしたクレームがあった時に、保育園側が保育士の立場に立ってうまく守ってくれる環境なら良いです。
でも、保育士だけの責任にされてしまうと、保育士も保育園に不信感を持ってしまいますよね。
すると次第に保育士も保護者からのクレームや対応に疲れてしまって、保育士を続けることができない…ということになってしまうのです。
保育園の教育方針が合わない
米田さん
私が働いていた保育園でも、別の事業に手を出し始めてから保育園までお金主義に変わってしまったことがありました。
園児とのイベントでも、園児が楽しめることよりもお金のことを優先させたりということがよくありました。
保育園は保育園で経営が大変なのもわかるのですが、教育方針が合わないと、
「誰のために働いているんだろう…」
となってしまいますよね。
保育士の方なら一つは経験あるかと思うのですが、こんな転職理由で「保育士を辞めたい」「保育園を変えたい」と考える保育士の人が多いですよね。
しかし、保育士になりたい!と思って取得した保育士資格…無駄にしたくないですよね。
資格だけじゃなく、子供たちと触れ合える仕事に夢を持っていたはず。
保育士という職業にまだ魅力を感じているのであれば、保育士を続けた方が良いです。
保育士から他の職業に転職?…でも保育士を続けた方が良い理由
倉石
米田さん
倉石
米田さん
保育士で転職を考えている人の中には、保育士以外の仕事に転職を考えている人もおられるかと思います。
かつての私も、
「こんな状況なら保育士を辞めて事務職にでも転職した方が…」
なんて考えて、事務職の面接を受けにいったこともあります。
でも、私の場合は保育士で大変だったことの方が多かったけど、園児たちと触れ合う時間が大好きだったので、保育園を変えて保育士を続ける道を選びました。
もちろん保育士以外の仕事に転職するのも1つの方法です。
私と同僚だった保育士にも、一般職に転職した友人がいます。保育士だけが職業ってわけじゃないですよね。
でも…
もしあなたが保育士になりたいと憧れて資格をとって保育士になったのなら、ほかの職業へ転職をする前に、
もう一度保育士を続ける道がないか探してみませんか?
それにはこんな理由があるからです。
別の業種に転職しても、やりがいを感じられず保育士に戻りたいと思う人は多い
米田さん
保育士を辞めてから一般企業に転職したとしても、しばらく経ってから
「また保育士をしたい」
って思う人って結構私の周りにもいました。
話を聞いてみると、一般企業に転職して時間的な部分や金銭的な部分は多少なりともマシにはなったけど、やりがいが感じられなかったという人もいました。
保育士になりたい!と思って、自分で資格を取って保育士になったわけですから、生活していくためにする仕事と「なりたい!」と思って選んだ仕事を比べると…
やはり「なりたい!」と思った仕事の方が、多少厳しかったとしてもやりがいはありますよね。
保育士から別の職業に転職したとしても「保育士に戻りたい」と思うかもしれない。
少しでもそう思っているのであれば、保育士を続けることを諦めない方が良いです。
保育士不足で保育士への待遇を良くする保育園も増えている
米田さん
保育園の中には最低限の人数の保育士しかいないという所もありますよね。私が以前勤めていた保育園はほんとにそんな感じでした。
なので1人でもお休みの人がいると、他の保育士の負担になってしまうということも多々ありました。
保育士は人手不足だと言われているのに、お金主義の保育園は採用しようともしない。
そんな状態だと、保育士からすると時間ばかりが奪われる状態になってしまいますよね。
しかし、保育園の保育士への待遇も変わりつつあります。
良い保育士の人は、やはり待遇の良い保育園に流れていきますよね。
そうなると待遇の悪い保育園は保育士不足になって、園児を受け入れられず…という状況に。
それに、ネットやSNSが普及したことで保育園側も評判などを気にするようになり、良い保育士を雇いたいという傾向になっています。
大事なのは待遇の良い保育園をどうやって見つけるか?ですが、後ほど詳しく紹介しますね。
保育士から他の仕事に転職しても未経験からスタート。劇的には変わらない
米田さん
「隣の芝生は青い」じゃないですけど、保育士から他の仕事に転職すれば劇的に変わるかもしれない?と思ってしまいますよね。私もそうでした。笑
でも少し落ち着いて考えてみると、保育士の仕事しかしたことがない人からすれば、他の仕事に転職するということは未経験からのスタートになるのです。
となると、保育士から未経験の仕事に転職したとして、劇的に保育士をしている今の状況から変わるかというと…少し難しいですよね。
保育士から一般職に転職しても、未経験からのスタートになってしまうのです。
保育士を続けた方が良い理由
- やりがいを感じられず保育士に戻りたいと思う人が多い。
- 保育士への待遇を良くする保育園が増えてきている。
- 他の仕事に転職しても未経験からスタートになる。
こうした理由があるので、保育士から他の職業へ転職を考える前に、もしあなたが
「今の状況さえ変わるのであれば保育士を続けたい!」
と思うのであれば、保育士を続けられるような保育園を探してみてからでも遅くはありません。
きっとその方が他の仕事に転職しても後悔しないはずです。
保育士を続けられるような良い条件の保育園を探す。
言葉で言うのは簡単ですが、どんな風にして探せば良いのか分からないですよね。
これから保育士が転職する時にどのように転職活動すれば良いのかを紹介しますね。
保育士は2通りの方法で転職活動をすれば後悔する心配ナシ♪
倉石
米田さん
倉石
米田さん
保育士の人が転職する時にどういう風に転職活動をすればいいのか?
保育士を続けたい気持ちがある人だとかなり悩むと思います。
私が転職活動をていした時も、とても悩みました。何に悩んだかというと…
「どうすれば条件の良い保育園が見つかるかな?」
「もしかしたらこの機会に別の職業に転職した方が良いのかも?」
この2つのことです。
もちろん私としては保育士の仕事を続けたかったです。
なので本命は、保育士として転職し別の条件の良い保育園で働くことでした。
でも、転職サイトを見たりしても「あまり条件が良くなりそうにない…」そんな保育園ばっかりだったんですよね。
そこでふと思ったのが
「保育士より、他の職業に転職した方がいいのかも?」
ということでした。
できるなら保育士を続けたいけど、条件が良さそうな保育園が見つからない…自分で言うのも何ですが、他の職業に目移りしてしまうこともありますよね。
実際に私は一般職に応募して面接まで受けに行きました。
最終的にどうしたのかというと、保育士専門の転職サイトのアドバイザーに条件交渉をしてもらって、今の保育園で働いています。
差し出がましいかもしれませんが、私の保育士としての転職体験を元にアドバイスさせていただくと…
保育士が転職する時には一般職と保育士専門、2つの転職エージェントを使って転職活動をする。
この方法がベストなのじゃないかと思います。
理由を紹介すると…
保育士専門の転職サイトを使った方が、待遇の良い保育園が見つかりやすい
米田さん
保育士で保育園を変わる時に何を叶えたいかというと、
叶えたいこと
- 給料アップや労働環境の改善
- 保育士同士の人間関係
ほとんどの人がこの2つは転職して叶えたい事に入るんじゃないかと思います。
でも、どういう風に保育園側と交渉したら良いか分からないですよね。
転職サイト経由だと保育士が自ら面接の時に交渉をするしかないのですが、アドバイザーがいる保育士専門転職サイトに相談すれば、保育士と保育園の間に入って交渉してくれます。
それと、保育士専門のアドバイザーが提案してくれる保育園は条件が良い保育園が多いです。
というのも、保育士が紹介した保育園で一定期間以上働かないことには、保育士専門アドバイザーの報酬にならないからです。
なので保育士が働きやすい保育園で、なおかつ条件が良い保育園の求人がアドバイザーがいる保育士転職サイトの所には集まってくるのです。
保育園以外でも保育士の経験が活かせる仕事を知ることができる
米田さん
保育園で保育士として働く道以外に、保育士の経験を活かすことが出来る仕事を知ることができれば可能性は広がりますよね。
それに、保育士の経験を活かすことができる仕事なら、未経験からのスタートではなく、経験を加味した待遇で働くことができます。
たとえばどう探しても希望する条件と合うような保育園が見つかりそうにない場合には、一旦保育園を離れてみて、保育士の経験を活かせる仕事に転職して、また頃合いをみて保育士を続けることもできます。
条件の良い保育園を探すのと同時に、一般職でも保育士経験が活かせる仕事を探す。
この方法なら保育士としての可能性をグッと広げて転職活動をすることができます。
でも…保育士をしながらそんな2つも仕事を探すなんて時間がない…
ですよね。私も保育士をしながら子育てもしていたので時間がありませんでした。
だからこそ、転職エージェントに相談するがおすすめです。
転職エージェントなら保育士の転職にかかる時間の負担を大幅に減らすことができます。
具体的にどんなところがおすすめなのか、これから紹介しますね。
条件の良い保育園で働きたい!保育士におすすめの転職サイト
倉石
米田さん
倉石
米田さん
私が転職した時に利用したのは、
保育士専門の転職エージェント2社
一般職の転職エージェント1社
合計3社に登録しました。
結局一般職には転職せずに保育園を移って保育士を続ける道を選びましたが、一般職の転職エージェントから提案を受けたのも無駄では無かったです。
というのも、託児施設がある大企業の仕事や知育商品を扱っている会社なども保育士の転職先としてある。ということが分かったからです。
なぜ保育士専門の転職エージェント2社に登録したのかというと、専門のエージェントを使ったことがある人から、
「会社によって提案してくれる保育園や条件が違うこともあるから、いくつか使った方がいいかも」
と聞いていたからです。
実際に保育士専門転職エージェント2社に登録してみたのですが、2社とも同じ保育園の提案もありましたが、私が最終的に選んだのは1社だけしか提案がなかった保育園でした。
慎重に保育園を選びたいという人は、2社登録しておいた方が絶対に良いです。
おすすめの保育士専門転職サイトを紹介すると…
保育ひろば
私が最終的に転職したのは「保育ひろば」でみつけた保育園でした。
利用したことがある一緒に働いていた保育士の人に教えてもらったのと、お客様満足度94%に惹かれて使ったという単純な動機です。笑
でも、やっぱりコンサルタントの人は親身になってくれて優しかったです。
私の担当になってくれたコンサルタントは保育士経験があった女性で、私が希望したいことも言わなくても分かってくれるようなそんな人でした。
なので安心感があったので凄く頼りになりました。
マイナビ保育士
私が同時に2社利用した内の1社がマイナビ保育士さんでした。
なぜマイナビ保育士を選んだかというと「マイナビ」という転職や就職では知らない人がいないぐらいメジャーな会社だからです。
というのも、マイナビは有名な会社なので紹介してくれる保育園も多いのでは?と思ったためです。
提案してもらえた保育園の数は多かったです。それにアドバイザーの人の対応も親切でした。
できるだけ多くの候補の中から保育園を選んで、正社員として働きたいという人にはマイナビ保育園が良いと思います。
私が実際に使ったことのある保育士専門の転職サイトで、対応が良くてなおかつ提案も良かったのはこの2社ですね。
保育士歴はそれなりに長いので(笑)参考にしていただけるのではないかと思います。
保育士を諦めきれなかった私の転職体験談
倉石
米田さん
倉石
米田さん
子供が生まれた直後にパート保育士として復帰
もともと大学を卒業してから保育士をしていたのですが、結婚を機に離職していました。
しばらく2年ほど専業主婦をしていたのですが、保育士に復帰したいという思いはありました。
結婚3年目に妊娠していることが分かり出産。もちろん嬉しかったです。
それと同時に保育士に復帰するのは、まだまだ先になるだろうな~なんて思っていました。
31歳で出産して子供が1歳になろうかという頃に、友人から
「託児施設でパートの保育士をしてみない?」
と相談があったのです。
0歳児の子どもがいて保育園には預けておらず、なんとか収入を得たかった私は子連れで出勤出来るというピッタリな条件に飛びつきました。
託児施設での仕事内容は預かっている子どもたちの保育がメインでした。
その他にも、幼稚園入園前の子どもたちが週1回数時間母子分離で通うプレ保育のクラス担任も持たせて貰い、1年間の成長を見守る事が出来るとてもやりがいのある仕事でした。
ですが…
その分持ち帰りの仕事も多く、次のプレの保育案を考えたり、製作の準備、運動会や発表会などの行事に向けての案や衣装作りなど常に保育のことを考え作業する日々でした。
子どもがまだ小さかったので起きている間は作業は出来ず、寝かしつけた後で夜中に作業をする毎日。毎日睡眠時間を削って作業していました。
もちろん家に持ち帰った仕事には時給はつきません。
また、大体の出勤曜日が決まっていても暇な時期や人手が足りていると出勤日数や時間が削られ週2〜4回出勤して4〜7万の収入でした。
結局私は、その託児施設で4年間ほどパート保育士として働いていました。
保育士として本格的に復帰したい!転職を考えた理由
金額だけをみればパート保育士としては、まぁまだ納得のいくお給料でした。
しかし、家に持ち帰って仕事している時間を考えると…言い方は悪いですが割に合いませんでした。
それでも保育士の仕事はピッタリ私に合っていると再認識できました。
次第に本格的に保育士として復帰したいと思ってきた私は、転職してみようと思ったのです。
転職しようと思ったきっかけはいくつかあります。
1:子供が認可保育施設に通うようになった。
託児施設に連れて来ていた私の子供が、認可保育施設に通うことになったのです。
託児施設では、子どもの行事などに快く参加させてくれたり発熱などで急な休みにも対応してくれる有り難い環境ではありました。
でも、子供が認可保育施設に通うようになり子連れで出勤しないようになったので「他の保育園でもっと条件が良い所で働けるのでは?」と思うようになったのです。
2:正社員になれそうにない…お給料への不満が強くなっていた。
初めは少しでもお金になればいいし、子どもたちの笑顔がかわいく担任した子たちに色んな経験をさせたい!という思いを強く感じながら仕事をしていました。
ですが、子育てをしながら持ち帰りの仕事が当たり前の日々に疲れ、正社員でもなくこんなに自分の時間を削って働いているのに給料はこれだけかという気持ちが芽生えてきてしまいました。
規模が小さい託児施設だったこともあって、社員になれそうになかったことにも将来的な不安を感じました。
3:保育園の教育方針が変わってきた。
私が4年間在籍している内に、保育園の教育方針が変わってきたのも転職するきっかけとなった事です。
ネイルサロンなど他業種の事業にも手を出すなどするうちに、子どもが一番だったのが「お金が一番」主義に変わってしまったのです。
日々の保育案も「お金がかかるから…」と制限されたり、どうしてもやりたいことには自分でお金を出すことが多くなるなど、すごくやり辛くなったのです。
4:フルタイムで働くことが出来なかった。
子供が認可保育施設に通うことになり、本格的に保育士として働きたかったので週5日のフルタイムで働きたかったのです。
そうすれば家に持ち帰る仕事も保育園で出来るようになると思っていました。
しかし、小さい保育施設だったのでそれほど人手不足という感じではありませんでした。
むしろ少ないシフトを取り合っている状況で、保育士不足と言われているのに、人手が余っている職場にいる必要はないと感じたのです。
そのためパートだから仕方ないとはいえ、シフトの関係でお給料が月によって少ない時もあったりしたのです。
このような理由が積み重なって、私は正社員として本格的に復帰できる保育園に転職したいと思い、転職することを決めました。
長く働ける保育園で仕事をしたい!転職活動は保育士専門転職サイトを使って
本格的に保育士として復帰するなら、正社員として長く働ける保育園に転職したいと思っていました。
というのも、夫の収入だけでは生活するのは厳しく、これから子供が大きくなって支出が増えることを考えると、正社員として働く必要があったからです。
そしてもう一つ、正社員の保育士として働けるのなら、持ち帰りの仕事があったとしても苦にならないと思ったためです。
転職活動は保育士専門の転職サイトでアドバイザーがいる会社に相談しに行きました。
というのも、ハローワークなどで保育園の求人を見たのですが、パートの保育士の募集しかなかったからです。
先ほども少し紹介しましたが、2社の保育士専門のアドバイザーがいる転職サイトに相談しました。
合計5つの保育園を紹介してもらったのですが、私が良いなと思った保育園は提案されたお給料が少し低かったのです…。
するとアドバイザーの方が保育園に交渉してくださり、保育園側も私のこれまでの保育士経験を加味して条件を上げていただけました。
※オススメの転職サイトに戻るボタン
充実して保育士として働ける毎日。良い保育園に巡り会えた。
アドバイザーのおかげもあって、希望していた条件で認可保育園で正社員として働き始めることが出来て、環境が大きく変わりました。
残業や持ち帰りの仕事もある程度は仕方ないかなと思っていましたがほとんどなく、保育士の仕事をしながらでも家族との時間、自分の時間を取れるようになっています。
今までは持ち帰った仕事の時間を確保する為に子供を早く寝かしつけをしようと焦ったり、休みの日も予定を入れず仕事をしていたのがなくなりました。
子供としっかり向き合える時間を作れたりプライベートを楽しむ事が出来るようになるという当たり前の日々が本当に楽しいです。
仕事面でも、不満を感じることは少なくなりました。
以前のように子供たちのためにこういう催しをしたい!と思っても、申請が通れば自分のお金を使うこともありません。
申請すれば保育に必要な物が購入出来たり、材料がふんだんにある恵まれた環境で保育士として非常に恵まれた環境で働けていると実感しています。
人間関係も恵まれていて、保育士同士の変な派閥争いもなければ、経営層の人たちとも仲が良く、人間関係がストレスになることは無いです。
私の子供の行事などの際も快く休ませて貰え、本当に良い保育園に巡り会うことが出来て、今までの私の保育士経験で感じていた不満のほとんどは解消されました。
保育士として待遇の悪い保育園で働いておられる方もいると思います。
今の保育園で見ている子供達と離れるのは、寂しい気持ちになってしまうのももちろん分かります。
でも、保育士の仕事が好きで嫌いにならず続けたいのであれば、環境を変えることも大切です。
私が今も好きな保育士の仕事を続けていられるのは、転職して良い保育園に巡り会えたおかげです。
コメントを残す