アイリストになりたい!と思っている女性も多いと思いますが、最近では反対に『アイリストを辞めたい…』と悩んでいる現役アイリストも増えていることをご存知ですか?
こんにちわ。
私は現在、アイリストから転職をして広告代理店で働いているアユミ(32歳)です。
今回このサイト「30代の転職ホントのトコロ」の倉石さんと共に、アイリストの転職について
「アイリストから転職しようかな…」
と悩んでいる人に向けて、私がアイリストから転職した体験談を交えてお話しようと思います。
アイリストから転職しようとしている人だけでなく、これからアイリストになろうという人にも参考になるかと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。
アユミさんのプロフィールアユミさんは高校時代から美容師に憧れて専門学校に通い、美容師の資格を取得しました。しかし、あることが原因で美容室のスタイリストになるのを諦めてしまいます。
そこからアユミさんはアイリストになろうと決意をしてアシスタントとして勉強をしてアイリストになります。
アイリストとして忙しい毎日、充実していたものの忙しすぎて体力的に持たず、それにお給料も満足できるものではありませんでした。
『このままアイリストを続けていても…』と考えて、アイリストを辞めて広告代理店に転職し…
もくじ
アイリストを辞めて転職したいと考えている人は意外と多い。
倉石
アユミ
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アイリストと聞くと、手に職があって一見するとエステティシャンなどと同じで、女性らしくて少し華やかそうなイメージがあるので『長く続けられる仕事』だと思われると思います。
たしかに一昔前のマツエクが広がり始めた頃はアイリストの人数自体がまだまだ少なく、待遇も良かったです。
でも最近はというと…
アイリストの人数も多く、ショッピングモールなどでもマツエク専門店があったりお店自体がかなり増えていますよね?
そうなると…アイリストという職業自体が、それほど専門性のある職業では無くなってしまうわけです。
女性でまつげエクステを利用したことがある人は、女性全体の約10%以下というデータがあります。
まつげエクステはまだまだ需要がある市場です。
しかしその反面、まつげエクステのサロンも増え続けており競争は激しくなっています。
競争が激しくなり、料金の価格競争が起こりアイリストの賃金の低下も起こっています。
「アイリスト不足」とも言われていますが、こうした事情もあるのです。
結果として私はアイリストから転職してしまったのですが、私以外にもアイリストが転職する時に選択候補として「アイリストを辞める」ということを考えている人は、私の周りにも数人いました。
ぶっちゃけた話をすると(笑)
独身で30歳辺りの人が、アイリストを辞めようかなと考えている人が多かったですね。私の周りでは。
というのも、アイリストの給料って人によってばらつきはあるものの、それほどお給料が良いというワケではないんですよね…。
むしろ30歳近くなってくると、一般企業で働いている女性の方がアイリストよりも給料が高いということも。
となると、やはり将来的なことが不安になってきて…。
という感じで、アイリストを辞めて他の職業への転職を考えるようになってしまうんです。私もその中の一人だったわけですが。笑
もちろん「せっかくアイリストになったのだから辞めるなんてもったいない」という気持ちはありました。
今まさにアイリストから転職を考えている人もそうだと思います。
しかし、現実問題としてこれから先のことを考えるとなると、アイリストにしがみついているワケにもいかないですよね。
ただ技術などは身についているので、他の職業からアイリストに戻ろうと思えば戻ることはできます。
私はそう考えて、一度アイリストを離れてみることにしました。
仕事がアイリストというと「羨ましい」なんて言われることもあるのですが、アイリストから転職を考える女性は思っているよりも多いです。
ちなみに…最初にも少し触れましたが、私は今アイリストから転職して広告代理店で働いているのですが、
アイリストを辞めたことに後悔はしていません。
むしろ、思い切って他の職業に転職して良かったとさえ思えているぐらい、充実して過ごせています。
⇒アイリストから他の職業に転職しようか迷っている女性におすすめなのがこの転職エージェント
アイリストの退職理由…実はこんな事が原因で辞める人も
倉石
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お給料が思っていたよりも少なかったり、人間関係に悩んだりなど、アイリストの退職理由も他の仕事と同じで様々です。
私の場合は美容師からアイリストになったので、他の職業の人がどんな理由で仕事を退職するのか分かりませんが、アイリストを辞める理由としてよくあるケースを紹介すると…
アイリストの退職理由
- 給料が上がらなくてボーナスも無く、金銭的に厳しかった。
- 集客や予約を取ったりなど全てアイリストが自分でしないとダメだった。
- 予約を多く取りすぎていてアイリストが足らず忙しすぎた。
- 忙しすぎて目、肩、腰の疲れが取れなかった。
- オーナーがワンマン過ぎて売上ノルマなどのプレッシャーが酷かった。
というのがアイリストのよくある退職理由です。
給料が上がらない。ボーナスが無い。というのはよくある話で…私の場合も給料が上がるというのはマツエク専門サロンに移った時に少し上がった程度でした。
お店によっては、休みを取ることができないぐらい予約を無理に入れられていて、売り上げノルマがあったり…というのもよく聞きました。
あと、私がアイリストを辞めた理由の一つでもあるのですが、お客様に施術する時は細かく配慮するのですが、それと同時に目・腰・肩もかなり疲れます。
それが年齢とともに寝ても疲れが取れず、忙しい状態が続くと体力的に持たなくなってしまって…ということがありました。
現在アイリストをしている人なら、先ほど紹介した退職理由の内どれか一つは経験したことがあるのではないでしょうか。
最初は「これも勉強だ」なんて自分に言い聞かせて我慢している人もいると思います。
しかし、何年も同じことが続いたり、いくつも辞めたいと思うようなことが重なってくると「もうアイリストを続けられない…」となってしまうのです。
アイリストの将来性ってどうなの?待遇面は厳しいかも
現在アイリストをされている人、これからアイリストになりたいと考えている人。
仕事をしていく上でアイリストの将来性って気になりますよね?
私がアイリストの仕事をしていた経験談から、将来性についてどう思ったかというと…
アイリストの技術は将来的にも役に立つけど、お給料面では少し厳しいかもしれない。
というのが、私が経験から感じたアイリストの将来性の答えです。
アイリストの技術には将来性がある。
まつエクやまつげパーマなどは、髪やネイルと同じでこれから先もおそらく無くなることはないはずです。
なのでアイリストとして身についた技術は、将来的にも役立つ技術だと思います。
実際に私の友人にも、結婚と出産でアイリストを辞めたのですが、子供が成長して落ち着いてきたので、もう一度アイリストとして働いている友人がいます。
その友人が言うには、
「自分の生活に合わせて予約を合わせることもできるから、アイリストをしてて良かった。」
なんてことを言ってました。
アイリストは誰にでもできる仕事ではなく技術職なので、やはり手に職があると将来的に役立つことはありますよね。
アイリストのお給料面での将来性は少し厳しいかも?
技術面ではアイリストには将来性があると思うのですが、その反面お給料など待遇面での将来性はというと…
給料面ではアイリストの将来性は少し厳しいかもしれない。
というのが正直な感想です。
私がアイリストを辞めた理由の一つにも、このお給料や待遇面に将来性が感じられなかったということがありました。
まつエクサロンやまつ毛パーマをしてくれるところってどんどん増えていますよね?
それに、まつエクにしても料金がかなり安くなりました。
ということは当然、アイリストの人数も以前よりも増えていて、価格競争が起こっているということです。
先ほどのアイリストの退職理由のところでも紹介しましたが『働いている時間の割にお給料が低い…』『ほとんど昇給が無い』といった金銭面での将来性が見出せなくてアイリストを辞める人もそれなりに多いです。
アイリストの将来性は、技術は将来的にも役に立つけれど、お給料などの金銭面は普通にアイリストとして働くだけでは厳しいかもしれない。
というのが、アイリストをしていた私が出した結論です。
アイリストに限らず、美容師やネイルにしてもそうですが『将来的には小さくても自分でサロンを持って』といった計画が必要な時代になっているのは事実です。
アイリストを辞めて他の職業に転職するのは逃げじゃない!
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今まさにアイリストを辞めようかな…と悩んでいる人は、私がそうだったようにとても気持ちが揺らいでいると思います。
「他の人はアイリストを続けているのに私は辞めようとしている…」
「せっかく努力してアイリストになったのに、本当に辞めていいのかな」
などなど。
アイリストをされている人は、嫌々アイリストになったワケではないですよね?
「アイリストになりたい!」と思って努力してアイリストになった人がほとんどだと思います。
もちろん私もそうでした。
なりたかったアイリストなのに、辞めようとしている…
そんな自分をついつい責めてしまったり『逃げ』だと感じてしまっている人もいると思います。
私もアイリストを辞めようか悩んでいる時は『逃げようとしている』とか『負けた』とか、そんな言葉ばっかりが頭をよぎりました。
アイリストを続けても現状が良くなりそうに無いならアイリストを一旦休憩して
でも…
このままアイリストを続けて現状が良くなりそうなイメージって持てますか?
もし、あなたがアイリストとして将来的に見通しが明るくなさそうなのであれば、一旦アイリストをやめて他の職業に転職するのも一つの手段です。
そう言われてもなかなか転職に踏ん切りがつかないですよね。
世の中に数え切れないほどある仕事の中で、アイリストだけがあなたに合った仕事…かどうかなんて分からないですよね?
アイリストを辞めることについて『もったいない』とか『逃げ』だと思い悩んでしまう気持ちはわかります。
でも、アイリストを辞めて他の職業に転職するのは決して逃げではないです!
むしろこれから先あなたの将来の可能性を広げるためのチャレンジなのです。
「思い切ってアイリスト以外の仕事にチャレンジしてみたら、そっちの仕事の方が上手くいった」
なんて話もよく聞く話です。
実際に私も今では…アイリストをしていた時よりも今の広告代理店の方が仕事のストレスが少なく、仕事を楽しんですることができています。
しかし、アイリストだったことを忘れたというワケではありません。
広告代理店の仕事でも、まつエクサロンの方と仕事をすることがあったり、つけまつげのPRにも関わったりする時にはアイリストだった経験が活きています。
それに、将来的にはまたアイリストとして『小さいサロンを自分で持ちたい』と考えています。
なのでもし、あなたがアイリストを続けても現状が良くなりそうにないのであれば「アイリストを辞める…」と考えるのではなく、
一旦アイリストを休憩して、他の職業も体験してみる!
という風に考えて転職活動を初めてみると、アイリストを辞めるというプレッシャーが軽くなるはずです。
アイリストが他の職業に転職する時には、経験が活かせる仕事を!
アイリストに疲れたのであれば、一旦休憩して他の職業にチャレンジしてみることを紹介しました。
しかし…とはいっても生活がありますよね。
他の職業に転職をしたとして未経験と同じ扱いになってしまうと、アイリストの時よりも収入がガクッと下がってしまって「生活が…」となってしまっては意味ないですよね。
なので他の業種に転職をする時には、アイリストとして働いていた経験を活かせるような転職をするべきです。
アイリストとしての技術を活かすということではなく、知識や社会経験のことです。
でも、一人で転職サイトを見て転職活動をすると、アイリストとして働いた経験を活かせずに未経験と同じような状態で再就職してしまう人もいます。
そこでアイリストから他の職業に転職しようか迷っている人におすすめなのが、転職エージェントを使った転職方法です。
転職エージェントを利用することによって、あなた一人では気づけなかったアイリストとしての経験や知識を活かせる仕事が見つけやすくなります。
ちなみに私が転職する時も、転職エージェントに相談をしたことで自分では考えてもいなかった広告代理店に転職することができました。
アイリストとしての社会経験を無駄にしないためにも、転職サイトで転職先を決める前に、まず転職エージェントに相談するのがベストです。
⇒アイリストから他の職業に転職を考えている女性は、まずこの転職エージェントに相談を
美容室でスタイリストを目指していた頃。
私はアイリストをする前はもともと美容師をしていました。
高校時代から美容師になることに憧れ、美容専門学校を卒業し大手美容室に就職しました。
当時は朝早く行って練習、仕事終わりにも練習。と朝早くから夜遅くまでお店に残っていました。
また、毎週モデルを捕まえないといけなくてモデルハントに行ったりと体力は限界でした。
このモデルハントが私を苦しめました。
毎日モデルを連れてこないといけない時もあり、見つからないことが何度もありました。私の実力不足もありますが、なかなかテストを受けられず、4年間アシスタントのままでした。
もちろん給料も安く、一人暮らしの私には生活がとても苦しかったです。
想像していたオシャレな美容師の生活とはかけ離れていて、仕事をしているにも関わらず親から家賃を助けてもらったり、晩御飯を食べない日があったりと生活は苦しかったです。
「今働いているお店が厳しすぎるのかも??」とも思いました。
就職をしたのが大手の美容室だったので、スタイリストの人数もアシスタントの人数も多く、私と同期で入った人たちも辞めていく人が多かったです。
辞めていく人たちは多かったものの、また入ってくる新人も多く、実力があればスタイリストになれるのですが私のようにアシスタント歴が長い人も多くいました。
お金がないのはそれだけの実力だということで納得ができたのですが、
「もしかしたらスタイリストになることも難しいかも…」
という思いが強くなった時には他の美容室に転職を考えたこともありました。
そして私に美容師を諦めさせる事が起こります。
アシスタントを続けていく内にもともと肌が弱かった私は、手荒れがどんどんひどくなっていったのです。
はじめの内はいつものよくある手荒れだと思ってハンドクリームなどを塗ってケアをしていたのですが、今回の手荒れはハンドクリームでは全く治ることがなく、首や体にも広がっていました。
次第に顔にまでデキモノが出始め、蕁麻疹が全身にできたような状態になり体が熱を持っているような状態になったのです。
仕事中も頻繁に休憩を取らないと立っていられなくなった私は、アシスタントの仕事を休職することにしたのです。
休職をして皮膚科などに通院し、体調が戻るまでに半年ほどかかってしまいました。
仕事をしていた美容室に戻れるワケもなく、新しい美容室でまた頑張ろうと思っていたのですが、
「また体調を崩してしまうかも…」
「またアシスタントとして一から始めないといけない…」
という恐怖心と先が見えない不安から、美容師を辞めることにしたのです。
しかし、諦めきれずアイリストに転職!
美容師になることが高校時代からの夢でした。
実際に学校に通って美容師免許を取得してアシスタントとして働いていたので、そう簡単には美容師を諦めることはできませんでした。
母親や友人にも何度も何度も相談をして、心残りがありつつ美容師になることを諦める決断をしたのです。
美容師を辞めるという決断をしたのですが、自分の中でまだ「美容師関係の仕事に関わっていたい」という思いはあったので、転職をするにしてもまずは美容師関連の職種の中で私ができる仕事を探すことにしました。
転職をする時に私の中で重要だったのは、美容師免許を活用できる仕事でした。
せっかく高いお金を払って専門学校に行ったのに、美容師免許を飾りにすることはどうしても出来ませんでした。
美容師関連の転職先として最初に考えたのは、美容院に卸しているシャンプーやその他の美容院関連の商材のメーカーの会社への転職でした。
何社か求人をしている会社を見つけて履歴書を送り面接を受け、1社から内定を頂くことができました。
ちょうど内定を頂いた頃、美容院でスタイリストをしている美容学校時代の友人と会う機会があり話をしていたのですが、その友人がお客様の話をしている時に生き生きと話をしているのを見て、
「やっぱり私もお客様と直接関われるような仕事をしたい!」
と改めて思ったのです。
そこで私は美容師免許を必要とするアイリストになろうと決断しました。
アイリストであればお客様とも直接関われるし、美容師免許も役に立つのではと考えたのです。(正直なところ当時はアイリストの美容師免許の有無はグレーゾーンでした…現在は必須なのですが。)
しかし、アイリストの経験が全くのゼロだった私は、一からアイリストの技術を習得する必要がありました。
今では美容専門学校でアイリストの授業のあるところもあるようですが、私が専門学校に通っていた当時は全くアイリストの授業がなかったのです。
アイリストのスクールに通うかサロンで数ヶ月かけて教えてもらうしか技術を習得する方法がありませんでした。
体調を崩して仕事をしていなかった私には学校に行くお金などありません。
親にお願いをして学費を貸してもらうことも考えたのですが、休職をして半年間迷惑をかけた上にこれ以上負担をかけることはできなかったので、お店で教えてくれるサロンがないか探すことにしたのです。
すると、美容室でまつげエクステをしているお店がアイリストを募集していたので、そこに面接に行きました。
美容師免許を持っていてアシスタントとして働いていたことがあるのを評価していただき、無事に採用となったのです。
アイリストの求人を見ていて感じたのが、アイリストは美容業界の中では給料が良かったのです。
美容師のアシスタントをしていた頃の給料よりも良かったので「アイリストに転職を考えたのは正解かも」と思い始め、次第に美容師を諦めたという心の中の迷いも軽くなってゆきました。
そして私は、数ヶ月間アイリストのアシスタントをしつつ、モデルを呼びまつげエクステの練習をしました。他のお店はわかりませんが、私が働いていたお店は営業時間内の空き時間にモデルを呼び、練習しても大丈夫なところでした。
アイリストとして就職しましたが、そこのお店はアシスタントが足りておらずまだ研修中の私はヘルプに入ることが多かったです。業務時間中は雑用的な仕事が多かったのですが給料を貰うためそこは割り切って仕事ができました。
その後、努力の甲斐があり3ヶ月でアイリストになることが出来ました。(美容室のアシスタントの頃にモデルハントしていた方達がたくさん来てくれて、この時ばかりはあの時頑張っておいて良かったと思いました。)
アイリストとして仕事をし始めて気がついたのですが、美容室に訪れるお客様の目的はだいたいカットやカラーやパーマです。
今でこそまつげエクステが一般的になっていますが、当時はそこまで新規のお客様はいませんでした。1日に私が担当するお客様がだいたい2〜3人。そのため暇になることが多く、その都度他のアイリストのアシスタントに駆り出されていました。
アイリストになった当時の体調はというと、美容師のアシスタントをしていた頃より薬剤に触れることは少なくなりましたが、手荒れはなかなか治りませんでした。
それに加えアイリストとしてお客様に施術をしている時はあまり体勢を変えないので、肩こりと腰痛がひどくなりました。
しかし、お店でアイリストのノウハウを教えて貰う代わりに最低でも3年間働くことが最初の条件でした。
後から知り合いに聞くと当時はそういったシステムの会社が多かったみたいです。結局アイリストとしての最初の3年間はそのお店で頑張って働きました。
もっと良い条件のお店で働きたい!と思い転職したものの…
私が3年間働いている間にまつげエクステが次第に流行し始め施術料も下がったこともあって、まつげエクステ専門のお店がたくさん出来ていました。美容室が別事業として始めるのも増えていました。
まつげエクステ専門店だと美容室よりもアイリストの給料は良く、店長やマネージャーになると美容師より断然良かったのです。
私は3年間働いていたサロンを辞め、まつげエクステ専門のお店に転職しました。
この時ちょうど私は30歳でした。
まつげエクステ専門店の場合、美容室とは違ってエクステの種類も多く、グルーやツィザーも色んな種類があり設備が充実していたことに驚きました。
何より、静かで落ち着いた雰囲気で施術ができることが良かったです。美容室だとドライヤーの音や話し声などがとてもうるさかったので…笑
来店するお客様も多く1日に5人以上は私が担当し、以前の職場に比べるとかなり忙しくなりましたが、仕事に関しては充実して出来ていました。
このまつげエクステでも2年ほど楽しく働いていました。
しかし…長くは続かなかったのです。
何が起こったのかというと、私が働いていたまつげエクステ専門店の近くに、別系列のまつげエクステ店が2店舗オープンしたのです。
その結果、お客様の取り合いとなり価格競争に巻き込まれて、お給料は上がらず勤務時間だけがただ増えていくことに…。
この時に私は、
(アイリストを続けたいけど、このまま続けても状況は厳しくなっていくだけかも…)
というアイリストとしての将来への不安を感じ、アイリスト以外の職業への転職を考えるようになったのです。
もちろんアイリストを辞めることに抵抗が無かったわけではありません。本当に人生で一番なやんだかも?というぐらい悩みまくりました。
…で、私が出した結論はというと、
この記事の最初にもお伝えしたように、アイリストから広告代理店に転職をしました。
私と同じようにアイリストの仕事をしておられて、
「状況がそんなに良くないからアイリスト以外の仕事へ転職しようかな…」
なんて思われている人もおられると思います。
そんな人に一言アドバイスをするのであれば、いきなりアイリストを辞めるのではなく、まず誰かに相談してみるべきです。
できるだけ客観的に意見をくれる人に相談するのが良いですね。
私の場合はそういう友人がおらず(笑)転職エージェントの女性から広告代理店の話を聞いた時に「その仕事も良いかも!」となったんですけどね。
アイリストの仕事が好きだったとしても不安があったり、嫌になったりすることもあります。
でもいきなり後先考えず辞めたり転職するのではなく、まずは相談してることです。
転職エージェントは無料で利用できるので。笑
⇒アイリスト以外の職種にも興味が…そんな人におススメなのが、職種が豊富なこの転職エージェント
それでも、もしアイリストを続けたいのであれば…
やはり美容室の中でアイリストとして仕事をするよりも、まつげエクステなどの専門店で仕事をする方が条件面は上なことが多いです。
美容室だとサロンとしての店長やマネージャーはいますが、あくまでもそれは美容師の店長とマネージャーなのでアイリストが美容室の店長になるってまずないことですよね(笑
その点、まつげエクステ専門のお店だとアイリストが店長やマネージャーをしているケースが多いので、やはり店長やマネージャークラスになると給料面は良いです。
あと、先ほども書いたのですが専門店の方が、設備や機材も揃っていて例えば椅子や施術台などにしても体の負担は減ります。忙しくはなるのですが(笑
もしアイリストをしていらっしゃる方で、もっと条件の良いお店に転職したい!という方にオススメなのは、美容師とアイリストの転職サイトに登録をすることをオススメします。
なかなか自分の行動範囲だけで探そうとすると難しいのと、アイリストの給料や条件面ってどんなものなのかって分かりにくかったりしますよね。
そういう分かりにくい部分も含めてアイリストが転職する時に知っておいた方が良い情報が、アイリストの転職サイトには載っているので、身近なところで転職を考える前にアイリストの転職サイトで情報を見ておいた方が良いですよ。
その方がアイリストとしての将来は、もっと明るいものになるはずです!
「アイリストを辞めたい…」別の職業に転職する人も
今回紹介した体験談では、美容師をあきらめてアイリストになり、さらにアイリストから未経験の広告代理店に転職した女性の体験談を紹介しました。
どんな職業でも言えることですが、
人からすれば憧れの職業かもしれないけれど、その職業から別の仕事に転職する人もいます。
今回のアイリストにしてもそうですが「アイリストを辞めたい…」そう思って別の職業に転職をする女性もいます。
せっかく夢のある話だったのに、なぜこんな話をするかというと、
自分が働いている会社にアイリストを辞めて転職をしてきた、元アイリストが2名身近にいるからです。
その元アイリストの女性に、なぜアイリストを辞めたいと思ったのか?ということを聞いてみました。辞めたいと思った理由を紹介してみます。
少し前まではお給料が良かったけど、最近は単価が下がって…
一人目の元アイリストの女性(32歳)がアイリストを辞めた理由は、お給料が下がったということでした。
詳しく辞めた理由を聞いてみると…
以前はアイリストの数も少なく単価も高かったけれど、最近ではアイリストも増えてマツエク専門のサロンも増えて、さらに単価も下がってきています。
お客様からすると以前に比べて安くマツエクができるので嬉しいと思いますが、アイリストからすると、お給料が下がってという現実もあります。(笑
私の場合は一人暮らしをしているということもあるのですが、アイリストとして働いている時間とお給料が見合わなくなってきて
「このままだと、ちょっと生活が厳しくなるかも…」
と思ってアイリストを辞めて転職しました。
閉店するマツエク専門のサロンもあったりするので、以前に比べると競争が激しくなってます。
人間関係やお客さんからのクレームに疲れて…
二人目の元アイリストの女性(29歳)は、女性同士の人間関係とお客さんからのクレームに疲れ、アイリストを辞めて転職しました。
詳しく辞めた理由を聞いてみると…
私が働いていたサロンがお水系のお客さんが多くて、たまたまだとは思うんですけど気の強い女性のお客さんが多かったんです。
サロンの営業時間も少し遅くまで開いていて、夜のお店に出勤前に駆け込んでくる女性も多かったんです。
私がアイリストとして働くのはこのお店で2店舗目だったんですけど、1店舗目では言われたことがなかったようなクレームがちょくちょくあったんです。
それと、サロン内の上下関係みたいなものが強くて、シフトを暗黙の了解で強制的に組まれたり、嫌なお客さんの担当を無理矢理させられたり…
ということが重なって、スパッと「もうアイリストは辞めよう」と思って転職しました。
というのが自分と同じ職場で働いている、元アイリストの女性がアイリストを辞めた理由です。
夢のあるアイリストの転職体験談を紹介した後で、現実的な話をして申し訳ございませんでした…
ちなみに、先ほど紹介した元アイリストの女性2人は、自分と同じ職場では元気に働いています。(笑
一人の女性はコールセンターのリーダー的な役職についていて、もう一人の女性はデザイン関係の仕事をしています。
30代女性が転職に成功するために!
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