転職しようと思って動き出した時って、不安もあるけどやっぱり「今よりも良くなるかも!」っていう希望の方が大きいですよね。
僕も転職しないといけない状態になって、転職サイトに自分の情報を登録し始めた時は希望に満ち溢れていましたね。
「もしかしたら、年収1000万以上の企業からオファーがあるかも!?」
なんていう、どう考えてもあるワケない妄想までしていました(笑
まあこれは、僕がたまたま見た転職サイトの広告が大げさだったってことも原因の一つなんですけどねww
そんなこんなで、転職サイトに登録をして自分の情報を打ち込んで行ってる途中で、自分の経験や資格のなさに次第に自身を無くして、転職にまで希望を感じられなくなりそうになったこともありましたね。
転職って、今までの慣れた環境から外に飛び出していくワケで、不安があって当然なんですけど、転職を考えている人のほとんどは「今よりも良くなりたい!」と思っているハズなんですが、不安が邪魔をして転職に対して臆病になっている人も結構居てるんじゃないかと思います。
転職をしようとしている人の後押しをしようとか考えてとかじゃないのですが、実際に自分が30歳で転職をして5年後の今になるまでに感じた、転職をして良かった20のことを今回は書いてみます!
実際に転職をしてみて良かった3つのこと
30歳で自分が転職をして、今で5年ほど同じ会社で働き続けているのですが、転職したての頃は全くの未経験で給料は手取りで前職よりも少し少ないぐらいでした。今は、前職をそのまま5年間続けていたよりも多い給料をもらえるようになって、待遇にもそれなりに満足することができるぐらいの状態にはなっています。
前職が今働いているような企業という感じではなくて、家族経営の工場みたいな感じで、それはそれでラフな感じで良い部分もあったのですが、今は転職して良かったと心から思っています(笑
前職と比べると環境の違いというのも大きいのですが、転職をして良かったと思う3つのことを書いてみます。
◾︎昇給があったり賞与がもらえるようになった!
これは普通に大学を出て、一般的な企業に就職をした人にとっては当たり前のことだと思うのですが、前の職場では昇給はほとんどありませんでした。賞与なんてのもほぼなくて、賞与と言えるのは、毎年年始になると社長から貰えるお年玉的な3万円だけでしたね(笑
なので、たまに仕事をしていてもこのままの生活がずっと続くのかと考えてしまってツラくなってしまったり、それなりの会社で働いている友人が6月と12月にボーナスをもらって大きい買い物をした話などを聞いては、羨ましく思っていたこともありました。
昇給や賞与って普通に就職をしていたら、当たり前の話かもしれないですけど、ホントに羨ましかったですね。もちろん残業代なんていうのも出た事はなかったです。
なんで、前職でも社員として働いてはいたのですが、バイトの方が手取りの給料が良いんじゃないか?とか思っていました。
で、転職をしてからどうなったのかというと、転職をして最初の一年は賞与はなかったのですが、二年目から年に二回賞与を貰えるようになりました。昇給もちゃんと一年に一回査定があり、給料の方も毎年上がっていってます。
現状、賞与の方は1ヶ月分あるかないかぐらいで、昇給の方も良くて1万円といった感じなのですが、全く無かった前職のときと比べてやっぱりモチベーションが違いますよね。
給料の事をあまり口にするのもどうかと思うのですが(笑)やっぱり仕事をして生活をしていく上では大事なことですよね。
◾︎有給休暇が貰えるようになった!
この有給休暇という言葉も、自分には一生縁がない言葉だと思っていたのですが、転職をしてから初めて貰えるようになりました。
まあこれも、普通の企業に就職をしている方からすれば、当たり前のことなんだとは思うのですが、有給休暇を自分が持っていると聞いた時には、飲みに行こうかと思ったぐらい嬉しかったですね(笑
前職の時は、有給休暇なんてあるワケもなく、休んだらその日の日給分の半分を給料から引かれていました。なので、休むことよりも給料が減ってしまうというのが嫌で休日以外に休みを取った記憶というのがほとんどないですね。
転職をして有給休暇を貰えるようになって、有給を使うのは若干気が引けてしまう部分があるものの、有給休暇を使えるというのは気持ち的にも楽ですね。
◾︎仕事が楽しくなった!
これが転職をして良かったことの中で一番大きいことですね。
前職やその前にしていたアルバイトをしていた時は、仕事をしていたというよりは給料をもらうために、ただ言われたことを日々こなしていたという感じに近かったですね。
なので、前職の仕事ををしていた時は自分の仕事はきっちりとしていたと言えるのですが、残業代とかがなかったので、残業代をすれば損をするみたいな感じのモチベーションで働いていましたね。
仕事をしていても、ただただ毎日の業務をこなしているというだけの日々でした。
それなのに、給料の不満を言ってたり休みがどうとか文句を言ったり、今考えれば最悪な人間でしたね・・・(笑
転職したての頃は、前職の時と同じようなモチベーションだったのですが、会社にちゃんと評価をされる制度があるということが分かって、昇給をしたり賞与が貰えるようになってからは、仕事への取り組み方や仕事への考え方が変わって、仕事をすることが楽しくなりました。
仕事が楽しいという風になっている今の感覚は、あの時に転職をしていなかったら、もしかしたらずっと感じることが出来なかったかも知れないと思っています。
なので今は、転職する前の自分だったらあり得ないコトなのですが、残業代が出る出ない関わらず、業務が遅れていて残業をしないといけないとなっても苦痛になるようなことはないですし、同僚やほかの人の業務であっても面倒クサイなどとなったりせずに、仕事を手伝ったりしたりもしています。
決して社畜になるように洗脳されてるワケではないですよ・・・(笑
なんというか、確かに給料面や待遇なども間違いなく関係しているのですが、転職をしたことで仕事に対するモチベーションが変われたことが、一番良かった事と嬉しい事ですね。
他にも、今はIT関係の仕事をしているので、自分のスキルアップが出来たことや前職では知り合う事がなかった様な人と繋がりができたことなど色々と転職をして良かったことがあるのですが、この3つのことが僕が実際に転職をして良かったなと思う大きなコトですね。
転職して違う業界に飛び込んで良かった。
現在はIT系の仕事をしているものの、前職では食品系の工場だったので、肉体的にもそれなりにハードだったというのはありましたね。そのため当時デスクワークの仕事をしている友人の話を聞いては「座って仕事を出来るって良いよな…」なんてことを本気で思ってましたね(笑)
当時は若かったというのもあるのですが、例えば前職では出勤がシフトのような感じだったので、土日に仕事があるということもあったのです。それなりの会社に勤めている友人は土日は完全に休みで、金曜日に遊びに行ったりした時などは「自分だけ明日仕事か…」なんてことを考えて、同じように金曜日に深夜まで遊んでしまうと、次の日の仕事が肉体的にかなりキツかったのです。
そういったことの積み重ねもあったりして、デスクワークが本当に羨ましいと思っていた時期は結構長かったですね。ちょっと子供っぽい話ですがww
それでIT系という前職とは全く違う業種に飛び込んでみて、就職をすることが出来たワケなのですが、デスクワークをしたかったというささやかな夢がかなってやっぱり嬉しかったですね。最近は慣れすぎてしまって、逆に体を動かす仕事をしたいなと思うこともありますね(笑)
先ほども書いたのですが、違う業界に飛び込んで仕事が楽しくなったというのがやはり一番良かったことですね。元々ゲームやケータイを触っているのが好きというのもあったのですが、今はIT業界なのでゲームの話やスマホの話なども仕事で出てくるワケです。そういった話になった時に分らない事などがあると、家に帰ってから調べたり本屋で専門の本を買ってみたりと、仕事に対して自分がこんな風になれると思えたのも良かった事ですね。
転職するのにはどの業界が良いとかいう話をたまに聞いたりするのですが、業界で選ぶというのも1つの選択肢だと思うのですが、全く違う業界に転職をした僕が思うのは、自分が好きだと思えるものがあったり、興味がある業界に転職をするのがベストではないかと思いますね。
転職活動でもっとこうしたら良かったと思う事。
今の仕事にはそれなりに満足をしているのですが、転職する前の自分のことを振り返ってみて、「あの時もっとこうしていたら良かったな。」と思うこともあるのです。
転職活動をし始めたころは漠然と大丈夫だろうと思っていたのですが、転職活動をし始めてから自分にはたいしたスキルも知識もないということに気付かされて、転職活動をすればするほど不安に陥っていたのです。
当時はいきなり転職活動をすることになったので、転職とはどういうものなのかということもほとんど分っていませんでした。そのためどういった企業であれば自分のような人材を受け入れてくれるのか?ということがまったく分らずに、ただやみくもに応募をするというのを続けていましたね。
今にして思えば、あの時に転職エージェントを利用していれば、もう少し早く転職先も見つかったのではないかと感じていますね。
大したスキルも知識もないということが転職活動をしていく上で自分にのしかかって来たのですが、そんな時こそ転職エージェントに相談するべきなのです。エージェントということばを聞くとスゴイ人だけが利用できるサービスのように思ってしまいますが、今の仕事で知り合った知人の転職エージェントに聞いてみると、転職エージェントの間口は広いのです。思っている以上に色々な職種にパイプがあるのです。
それと自分ではスキルや知識が無いと思っていても、転職エージェントと面談をすることで自分が向いている業界というのが具体的に見えてくるという人も多いらしいのです。
なので、これから転職を考えている人にアドバイスをするのであれば、自分のことを過小評価せずに一度転職エージェントなどを利用して第三者のアドバイスを受けた方が選択肢も広がるという事ですね。
転職エージェントと聞くとハードルが高いように感じてしまいますが、実際はそんなことはなく転職を考えている誰もが利用することが出来るのです。
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転職をしたコト自体は良かったのか?
転職をして良かったと思うコトを書いてみましたが、自分の30代での転職は正解だったのかと言われると…
「正解だった!」
と今は間違いなく言えることが出来ます。それぐらいあの時に転職して良かったなと思うことが出来ています。
生活をしていく以上、どうしても仕事はしないとダメな訳で、一日の内ほとんどの時間は仕事に奪われてしまいますよね。そんな中で仕事にやりがいを見つけ出せなかったままだと、どんどん腐っていってました。
一時期は「そんなに仕事をしてどうするの?」みたいな本を読んだりしていた時期もあったのですが、実際僕みたいな何の知識や経験もないような人間が、大して仕事もせずにに悠々と暮らしているなんてのは到底無理な話で(笑)まあ将来的にそういう生活ができればいいなぁとは思いますけどね。
やっぱりどうしても生活をするために仕事をしていく必要があるんです。30代で実際に転職をしたことが少なくとも今までの人生で結構大きな転機になっていることは間違いないですね。
あの時転職をせず、仕事にやりがいをみつけることが出来ずに、ただただ言われるように働いてるだけで1日が終わるという生活を続けていたらと思うと、大げさな話になってしまいますが、人生自体がつまんなかったと思います。
転職ってテレビCMなどでは、結構気軽な感じで言われてたりしますが、結構な人生の転機になることも十分にあり得るんです。
なので、今の環境を見つめ直して仕事にやりがいを感じることが出来なかったり、不満ばかりが出てくるような状況を抜け出すには、一歩踏み出すことを前向きにできるだけ早く考えた方がイイですね。
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